GASTRO-AFRICAとは

 現在 日本は、世界中のあらゆる料理を食べられる環境にある世界有数の美食国家といえます。そんな中、未だ日本人の舌にそれほど馴染みがなく、なおかつ深遠なる味わいを秘めた料理。繊細かつ豪快、緻密かつ奔放な味わい。アフリカ本来の味に、長らく統治の時代が続いたヨーロッパのエッセンスが混じり合った洗練のヌーベルキュイジーヌ。それがアフリカ料理です。

 アフリカ系の料理となると食べた経験が無く、何となく二の足を踏む向きもあるかと思いますが、今回当イベントで味わっていただく料理は、グルメを自任する日本人の味覚を間違いなく捉えること請け合いです。日本におけるアフリカ料理の認知拡大、普及を目指す企画、それがGASTRO-AFRICAです。

Fig1. アフリカ料理1
Fig2. アフリカ料理2
Fig3. アイモル チリ風味のタイ米とブラックアイビーンズパームオイルでソテーした帆立貝 アサツキをちらして
Fig4. グリーンパパイヤ ココナツオイルでマリネしたオクラとともに 黒と白ニンニク、レモンジュース、チリドレッシング

味における多文化共存の考え

 アフリカ料理文化における哲学とは・・・
数多の異なる国や地方、民族、あるいはブードゥーなど土着の信仰も含んだあらゆる宗教に根ざした調理方法の違いを見渡してみると、根菜類、葉物などの野菜、種、ハーブ、果物などの食材の価値を引き上げるという特性が浮かび上がってきます。

 私にとって、アフリカ料理はこの世界で最も豊かで広大なものです。
今まで探されることも紹介されることも、当然アレンジの俎上にのることもなく未知の料理であったために、ガストロミーのテーブルにおいては存在すらしなかったのが現状でした。そこで、自身の経験(アフリカ、ヨーロッパ、アジア、アメリカを巡る料理の経験)を生かしたアフリカ料理を創造していくことを決意した次第です。また、この機会に私が皆様に味わっていただく品々の他にも、未知のアフリカ料理がつきないはずです。

 この味における多文化共存の考えをさらにより豊かにするためにともに働いてくれるアフリカ出身のシェフや料理人の方々がいらっしゃれば大歓迎でございます。あなたの舌でアフリカを発見してください。



オンクル・イヴ